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環境ニュース[国内]

信託基金への各国拠出金増額などを議論 NOWPAP第11回政府間会合

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2006.12.26 【情報源】環境省/2006.12.25 発表

 2006年12月20・21日の両日、ロシアのモスクワで、北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)第11回政府間会合が開催された。
 NOWPAPは、国連環境計画(UNEP)が提唱した地域海行動計画の1つで、日本海・黄海の環境保全を目的として1994年に日韓中ロの4か国により発足。環境モニタリングプログラムの作成、海洋汚染に対する地域協力の推進を活動内容としている。
 今回の政府間会合には、NOWPAP加盟4か国代表が参加し、(1)海洋ゴミ問題への取組み、(2)信託基金への各国拠出金の増額、(3)地域活動センターの活動評価手法などが議題となった。
 このうち(1)については、各地域活動センターの活動報告が行われ、海洋ゴミのモニタリングに関する各国共通ガイドライン作成などの取組みが各国から評価された。また、地域活動センターの付託事項として、海洋ゴミ活動を含む新しい活動が明記されることになった。
 (2)については、現在のプロジェクトおよび新プロジェクトを行うために、拠出増額が必要なことは認識されたが、具体的な拠出割合についての各国の意見がまとまらず、次回政府間会合で引き続き議論されることになった。
 (3)については、活動評価のために、コンサルタントを雇用することが合意された。雇用費用はUNEP地域海行動計画の基金を活用する方針だが、同基金からの拠出が十分に得られない場合は、1万5,000米ドルを上限としてNOWPAPの06−07年予算から拠出することが決まった。【環境省】

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