一般財団法人環境イノベーション情報機構
改正「フロン回収・破壊法」の説明会を全国7か所で開催へ
【地球環境 オゾン層】 【掲載日】2006.11.10 【情報源】環境省/2006.11.10 発表
環境省と経済産業省は平成18年6月に改正された「フロン回収・破壊法」の改正内容を周知するための説明会の第1弾として、自治体担当者や業界団体を主対象としたブロック別説明会を全国7か所で開催することにした。改正フロン回収・破壊法は、業務用冷凍空調機器からのフロン類回収率が低いことや、フロン類回収率の向上が「京都議定書目標達成計画」にもとづく温暖化防止策としても位置づけられたことを踏まえ、(1)機器廃棄時にフロン類引渡しを書面で補足し管理する制度の導入、(2)都道府県知事への廃棄者に対する指導権限の付与−−などのフロン類回収体制強化規定を追加するとともに、(3)機器の修理・整備時にもフロン類の回収を義務づけることを明確化している。
今回のブロック別説明会の開催地は、札幌市(開催日:12月8日、開催場所:きょうさいサロン)、仙台市(開催日:12月12日、開催場所:仙台ガーデンパレス)、東京都(開催日:12月4日、開催場所:中野サンプラザ)、名古屋市(開催日:12月11日、開催場所:メルパルク名古屋)、大阪市(開催日:12月15日、開催場所:エビスビルAAホール)、岡山市(開催日:12月14日、開催場所:メルパルク岡山)、熊本市(開催日:12月5日、開催場所:熊本交通センターホテル)。時間は東京都が13時から15時まで、それ以外の6か所は14時から16時まで。
説明会では、改正内容の説明、施行に向けた周知活動の進め方についての情報提供のほか、フロン類を使用しない冷凍装置の普及を進めるための補助事業「省エネ型低温用自然冷媒冷凍装置の普及モデル事業」についての説明が行われる。
参加希望者は、規定の参加申込書に必要事項を記入の上、18年11月22日までに、FAXか電子メールで申し込むことが必要。希望者多数の場合は抽選により参加者を決定する。宛先はフロン回収・破壊法ブロック別説明会事務局((株)ダイナックス都市環境研究所担当:片野・山野下、FAX番号:03−3580−8265、電子メールアドレス:cfc-seminar@dynax-eco.com)。【環境省】