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環境ニュース[国内]

使用済自動車引取りの広告 59件で不正の疑い

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2006.02.21 【情報源】経済産業省/2006.02.20 発表

 「リサイクル料金不要」、「廃車無料」など、自動車リサイクル法で義務付けられている、リサイクル料金徴収を使用済自動車の引取り時に求めないという趣旨の違反広告を行っている事業者を、都道府県・保健所設置市が調査したところ、28の都道府県・保健所設置市で不正の疑いがある広告が59件確認された。
 この調査は経済産業省と環境省の要請にもとづき、都道府県が行ったもの。
 不正の疑いがある広告が掲載された媒体は、インターネットが33件、チラシや雑誌などが20件、その他関係業者らからの情報により判明したものが21件(複数回答可)にのぼった。
 このうち、広告主の所在が明らかな55件について都道府県・保健所設置市が立入検査した結果、実際にリサイクル料金の預託を求めずに引取りを行っている事業者は1件。この1件については県による指導の結果、広告内容や不適正な引取りが改善された。
 残りの54事業者は中古車のみを取り扱っているなど、不適正な使用済自動車の引取りの事実はなかったが、特に自動車リサイクル法上の義務の誤解を招くおそれがある40件について、都道府県・保健所設置市が事業者に広告適正化を求めたところ、39件は適正化がなされる見込みとなった。残り1件については、現段階では不適正な引取りは認められないものの、引取業の登録がされていないため、登録を行うよう、都道府県・保健所設置市が指導を進めているところだという。【経済産業省】

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