一般財団法人環境イノベーション情報機構
有機性排水処理技術の成果を報告 広島で環境技術実証モデル事業実証事業成果報告会
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.01.24 【情報源】環境省/2006.01.24 発表
平成15、16年度に実施された、小規模事業場向け有機性排水処理技術についての環境技術実証モデル事業実証事業の成果報告会が、18年2月14日13時から17時まで、広島県立総合体育館(広島市中区)で開催される。環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
小規模事業場向け有機性排水処理技術で評価対象となっていた技術は、厨房・食堂、食品工場からの有機性排水を適正に処理する装置やプラントで、(1)後付け可能、(2)プレハブ型、(3)低コスト、(4)コンパクト、(5)メンテナンスが容易、(6)商業的に利用可能−−などの条件を満たすもの。15年度は大阪府、石川県、広島県、16年度は大阪府、香川県、埼玉県、広島県、福島県の5府県が実証評価機関として評価を行っていた。
今回の成果報告会は、18年度から実証試験にかかる費用を申請者から手数料として徴収する体制で実施が予定されている、小規模事業場向け有機性排水処理技術の評価の成果について、環境技術開発者やユーザーの理解を深めてもらうことが目的。
環境省と広島県による環境技術実証モデル事業の説明、広島県が実証評価を行った(株)アクアメイク、(株)トーエネック、(株)丸八、(株)御池鐵工所の技術、大阪府が評価した(有)リバー製作所((株)エレポン)の技術の紹介のほか、山本公平・広島大学地域連携センター助教授が「食品関連産業における戦略的経営」と題する講演を行う。
参加費は無料。参加にあたっての申込も不要。【環境省】