一般財団法人環境イノベーション情報機構
組換え飼料4件の安全性確認承認についての意見募集開始
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2006.01.20 【情報源】農林水産省/2006.01.20 発表
「飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律」に基づき、安全性の確認申請が提出された4件の組換え飼料を承認することについて、農林水産省は平成18年2月20日まで意見を募集することにした。意見募集対象になっている組換え飼料は、デュポン(株)が申請した(1)コウチュウ目害虫抵抗性と除草剤グルホシネートへの耐性を持つトウモロコシB.t.Cry34/35Ab1 Event DAS-59122-7、 日本モンサント(株)が申請した(2)除草剤グリホサートへの耐性とコウチュウ目害虫への抵抗性を持つトウモロコシMON88017系統、ダウ・ケミカル(株)が申請した(3)ワタ281と、(4)ワタ3006。
これらの組換え飼料については、内閣府食品安全委員会と農業資材審議会により、「使用に伴い、有害畜産物が生産されたり、家畜に被害が発生するおそれがない」との評価が出されているため、農林水産省では意見募集結果で新たな問題がみつからなければ、基本的に使用を承認する方針。
なお、意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。宛先は農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課飼料安全基準班(住所:〒100−8950東京都千代田区霞が関1−2−1、FAX番号:03−3502−8275)。【農林水産省】