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環境ニュース[国内]

茨城県小川町の1養鶏場で鳥インフルエンザウイルスへの抗体陽性確認 茨城県内34例めと同系列の養鶏場

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.11.24 【情報源】農林水産省/2005.11.22 発表

 平成17年11月18日にH5亜型のA型鳥インフルエンザウイルス(注1)の抗体陽性が確認されたイセファーム(株)与沢農場の系列である、茨城県小川町のイセファーム(株)小川農場(飼養鶏数:約29万羽、ウインドレス(密閉型)鶏舎3棟)で、17年11月22日までに、やはりH5亜型のA型鳥インフルエンザウイルスの抗体陽性が新たに確認された。
 小川農場でのウイルス分離検査は現在継続中であるが、同農場の鶏舎はすべて密閉型であることから、「密閉型鶏舎については殺処分の対象をウイルスが分離された鶏舎だけに限定し、抗体陽性が確認された鶏舎にも移動制限、継続的なウイルス分離検査などを内容とする農場監視プログラムを適用できる」とした新防疫対応案(注2)に基づき、ウイルスが分離された鶏舎のみ殺処分が行われる方針。
 なお、小川町周辺に設定されている半径5キロメートルの移動制限区域については、区域内の養鶏場で新たな感染が生じないことを確認するまでの間、飼養鶏などの移動制限が継続されることになる。

(注1)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1〜15の15型、NではN1〜9の9型が知られている。
(注2)17年9月2日に開催された「食料・農業・農村政策審議会消費・安全分科会家畜衛生部会第15回家きん疾病小委員会」で了承された防疫対応案。【農林水産省】

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