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環境ニュース[国内]

除草剤耐性を持つ組換えトウモロコシなど5種 拡散防止策をとらない使用承認への意見募集開始

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2005.11.18 【情報源】環境省/2005.11.18 発表

 環境省と農林水産省は遺伝子組換え生物を環境中への拡散防止策をとらないで使用する(カルタヘナ法の第1種使用に該当する)事例の承認申請が5件提出されたことから、これらの事例の承認について平成17年12月19日まで意見募集を実施することにした。
 カルタヘナ法では、第1種使用を行う場合に、主務大臣が学識経験者の意見を参考としながら、生物多様性への影響の度合いを判断し使用承認の可否を決定することになっている。
 今回、意見募集を行う事例はバイエルクロップサイエンス(株)から申請された(1)除草剤グリホサートへの耐性を持つトウモロコシ、日本モンサント(株)から申請された除草剤グリホサートへの耐性とコウチュウ目とチョウ目への害虫抵抗性を持つトウモロコシ、(3)除草剤グリホサートへの耐性とチョウ目への害虫抵抗性を持つワタ、デュポン(株)から申請された(4)コウチュウ目への害虫抵抗性と除草剤グルホシネート・除草剤グリホサートへの耐性を持つトウモロコシ、(5)コウチュウ目・チョウ目への害虫抵抗性と除草剤グルホシネート・除草剤グリホサートへの耐性を持つトウモロコシ。
 学識経験者からの意見聴取の結果では、いずれも生物多様性への影響がないとされており、環境省と農林水産省では今回の意見募集結果で問題がみつからなければ、基本的に使用を承認する方針。
 意見は郵送、FAX、電子メール(または専用の意見募集フォーム)により受付けている。【環境省】

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