都市緑地保全法施行令改正についての意見募集結果を公表

　国土交通省では、平成１３年７月２日から平成１３年７月２７日まで、都市緑地保全法施行令等の一部改正案について意見募集を行ったが、７月３１日までに寄せられた意見の結果と意見についての国土交通省の考え方をまとめ、公表した。
　今回の改正案は、緑地保全地区内や歴史的風土保存地区、首都圏・近畿圏の近郊緑地保全地域などで土石・廃棄物・再生資源の堆積を、届け出や許可を要する行為と定めたもの。
　なお、この案について「許可の基準を明確にすべき」「明日香村内での資材置場に関する規定、堆積の期間を明記すべき」など２件の意見が寄せらており、これに対し国土交通省では、「それぞれの事案の条件により、緑地の保全、歴史的風土の保存に与える影響のしかたが異なるため、基準を設けるよりも、それぞれの事案に応じて許可権者が判断すべき、との考えを示している。【国土交通省】