一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

17年度建設技術研究開発助成制度 実用化研究開発分野で6件の研究開発課題を採択

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2005.08.17 【情報源】国土交通省/2005.08.12 発表

 国土交通省は平成17年8月12日、17年度の建設技術研究開発助成制度のうち、「実用化研究開発分野」の研究開発課題の採択結果を公表した。
 「建設技術研究開発助成制度」は公共事業で活用することを目的として、学際領域での革新的な建設技術の開発を補助するために13年度に創設した制度だが、17年度は従来の補助対象を「基礎・応用研究開発分野」として設定し、新たに「実用化研究開発分野」も設けるなど、補助範囲を拡大した。
 17年度の「実用化研究開発分野」の研究開発課題は(1)地域の防災・減災のための技術開発、(2)既存建築物を診断、解体、再生するための技術開発、(3)自然環境などを活かし資源に転換するための技術開発、、(4)地域の課題解決のための技術開発−−の4分野。
 17年5月19日から6月24日までの応募期間の間に、75件の応募があったが、学識経験者で構成される「建設技術研究開発助成制度評価委員会」で検討した結果、うち6課題が採択された。
 なおこのうち環境関連の技術としては、「環境共生型土砂災害防御システム開発(申請者:八嶋厚・岐阜大学工学部社会基盤工学科教授)」、「潜熱蓄熱材内包蓄熱パネルの床暖房システムへの実用化研究(申請者:後藤哲男・長岡造形大学造形学部環境デザイン学科教授)」、「古タイヤゴムチップスを用いた多機能・環境配慮型地盤材料の開発(申請者:安原一哉・茨城大学工学部都市システム工学科教授)」などが採択されている。【国土交通省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク