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環境ニュース[国内]

全国の一級河川 83%が環境基準満たす

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2001.07.26 【情報源】国土交通省/2001.07.26 発表

 国土交通省は平成12年の全国一級河川(109水系)や湖沼などの水質調査結果の概要をとりまとめた。国土交通省では、昭和33年から一級河川の水質調査を実施し、また昭和47年から全国の一級河川の水質調査結果を取りまとめ、公表している。
 今回の調査では、1,094地点で調査を実施した。一級河川の直轄管理区間の河川延長は約10,500kmあり、平均すると河川延長約10kmに1か所の割合で水質調査を実施した計算になる。
 調査の結果では、生活環境の保全に関する環境基準の項目のうち、有機汚濁の代表的な水質指標であるBOD(河川の基準)やCOD(湖沼の基準)の環境基準値を満足している地点の割合は83%となり、平成11年より1ポイント増加した。国土交通省では、平成12年の流量が前年に比べ、全国的に減少したにもかかわらず、環境基準を満たしている地点の割合が増加したことは、汚濁負荷の削減による水質改善が着実に進んでいる結果であると指摘している。【国土交通省】

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