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環境ニュース[海外]

気候と大気浄化の国際パートナーシップ、大気質管理に関する情報サイトを立ち上げ

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2024.09.25 【情報源】国際機関/2024.09.05 発表

短寿命気候汚染物質(SLCPs)の削減を目指す「気候と大気浄化の国際パートナーシップ」(CCAC)は、大気質の改善に向けた地域協力や取組を強化すべく、大気質の管理に関する情報交換のためのオンラインプラットフォーム(AQMx)を立ち上げた。

ここには大気質管理のための手引きやツールが集約されており、行政の大気質管理の担当者に向けて、世界保健機関(WHO)の大気質ガイドラインに示されている大気汚染物質濃度の「中間目標」を達成するための方法を提供する。
特に、大気質の監視や排出インベントリの作成、健康影響評価の実施を含む主要な項目ごとの手引きは、大気質管理における能力の不足を補うのに役立つ。
これにより、意思決定者は大気汚染の影響をより良く把握でき、公衆衛生上のニーズを正確に反映した政策につなげられるという。

大気汚染による早死者は、分かっているだけでも世界で年間 800万人 を超えており、汚染の影響を受けやすいのは社会・経済的弱者である。
CCACには、182 を上回る国や政府間組織、NGOが参加している。

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