ドイツ、連邦予算における気候変動適応対策への支出を算出する方法を開発

ドイツ連邦環境庁（UBA）は、連邦予算における気候変動適応対策への支出額を算出する方法を開発し、2022年は気候変動適応対策に 20億7000万ユーロから 34億1000万ユーロを支出したことを明らかにした。

これは連邦環境庁が実施するプロジェクト「適応フレームワーク」において適応対策の支出に関する算出方法を開発したもの。
これまで国際的な取り組みについては支出額が明らかであったものの国内における支出では把握されていなかった。

プロジェクトでは気候変動適応対策に関する支出を含んでいる分野が分析され、合わせて255件が特定された。
今後、開発された算出方法をさらに発展させ、適応関連の支出の継続的なモニタリングの実施を目指す。

【ドイツ連邦環境庁】