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環境ニュース[海外]

フランス政府と環境エネルギー管理庁 2000〜2006年の政策契約に調印

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2001.07.04 【情報源】フランス/2001.06.19 発表

 ドミニク・ヴォアネ環境国土整備大臣、ロジェ・ジェラール・シュワルツェンバーグ科学研究大臣、クリスチャン・ピエレ産業閣外大臣は、2001年6月19日、環境エネルギー管理庁長官ピエール・ラダンヌ氏と政府・環境エネルギー管理庁(ADEME)政策契約書に調印した。
 ADEMEと3つの監督機関間の相互義務を定義するこの政策契約書の期間は、2006年まで。監督機関は、ヨーロッパ及び国際規則を背景に調整を行い、ADEMEに資金その他の手段を提供する。
 同政策契約書は共同で定義した、以下の3つの大きな優先事項を含む。
・環境面で質の高い廃棄物経済を発展させる
・エネルギー管理に関する持続可能な努力を拡大し継続する
・運輸の効率を向上させ、大気汚染を減少させる。
 ADEMEは、それぞれの実施プログラムにおいて、関係者ネットワークや関係地域組織と連携しながら、数値目標を達成することを約束する。また、ADEMEは、これらの分野における研究開発活動を構築し、問題点や新たな社会的課題に応えていくため、調査活動についても重点的に取り組んでいくこととされる。2001年、ADEMEは約27億フラン(259億円)の予算を運用し、うち、15%は調査研究活動に向けられる。内訳は、廃棄物に約10億フラン(170億円)、エネルギー管理に約10億フラン、運輸と大気の質に約8億フラン(136億円)となっている。【フランス環境・国土整備省】

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