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環境ニュース[海外]

加盟申請国の環境投資を支援

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2001.06.19 【情報源】EU/2001.06.08 発表

 欧州委員会は加盟申請国における環境投資に関するコミュニケーションを採択した。このコミュニケーションは、EU加盟準備国がEU環境法令の遵守のために行う融資の申請を審査し、これらに適合するためのガイダンスを示すものである。例えば、民間部門への支出を含む大気汚染対策事業及び指令のような遵守が遅れている分野について、どのように技術支援の重点が置かれるのか詳述する。
 また、加盟申請国に対して、投資戦略を勧告するものでもある。優先順位設定のためのクライテリアを提案し、加盟申請国が少ない原資を最大限活用して、資金を回していくよう促していくこととしている。
 加盟申請国は、委員会による加盟のための優先的環境プログラム(the Commission’s Priority Environmental Programme for Accession:PEPA)からの支援を受けることができる。また、加盟前構造政策機関(the Instrument for Structual Policies for Pre-Accession:ISPA)により、環境投資のために、2000年から2006年にかけて、年50億ユーロの支援が行われる。この他、欧州投資銀行(EIB)、2国間の資金提供、クレディット・スキーム、市中銀行のローン、外国からの直接投資、及び、課徴金、料金、税から生じる収入の活用も重要となる。【欧州委員会環境総局】

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