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環境ニュース[海外]

「粒子状物質除去フィルターは中古車の価値を高める」とする報告書公表

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.11.11 【情報源】ドイツ/2003.10.25 発表

 EurotaxSchwacke株式会社は、ドイツ連邦環境省の委託を受け、報告書「粒子状物質除去フィルターと中古車残余価値」を作成した。これは、様々なタイプの乗用車における粒子状物質除去フィルターの装備の有無が、中古車としての残余価値に与える影響を調査したものである。これによると、フィルターが装備された乗用車は、装備されていない乗用車と比較すると、明らかに価値が高くなるという。例えば、3年後の価値喪失は平均約5%に留まり、それは約11億ユーロ(1430億円)もの金額の損失が避けられるということを意味する。
 この数年、ドイツでは、交通を要因とする大気汚染は大幅に削減されたが、それでも環境と健康の観点から、ディーゼル車から排出される粒子状物質を削減することは不可欠である。なお、ヨーロッパ全体では、既に50万台以上のディーゼル車に、粒子状物質除去フィルターが装備されている。【ドイツ連邦環境省】

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