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環境ニュース[海外]

UNEP フィンランドとの協力を強化

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2003.05.22 【情報源】国連/2003.05.13 発表

 UNEPのクラウス・テプファー事務局長は、2日間に亘ってフィンランドを訪問し、ヤーッテンマキ新首相やエネスタン環境大臣らと会談を行った。5月13日には、UNEPと同国の3つの関係機関との間で、汚染防止、気候変動、大気質モニタリング及び教育に関する協定が締結された。
 各協定の内容は以下のとおりである。
●フィンランド環境研究所との協定
 水、野生動物、気候変動廃棄物、化学物質、環境情報システムに関するUNEPのプログラムへの協力・支援を行う。
●フィンランド気象庁との協定
 途上国における気候変動影響モデルの策定能力の向上のための支援など、気候変動に関するUNEPの業務に対して協力する。
●ヨエンスーズ・レクター大学との協定
 両者間の意見交換、IT技術交流、スタッフ・学生の交換を促進する。同大学では、森林、環境、地域開発、文化の相互影響に関する研究を行っている。

 また、テプファー事務局長は政府職員、NGO代表、産業団体とも会談を行った。政府職員、NGO代表、産業団体は、UNEPのプログラムや、昨年のヨハネスブルグ・サミットで合意された「ヨハネスブルグ実施行動計画」をフィンランド国内に広めることについて支援する意志を示した。【UNEP】

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