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環境ニュース[海外]

EPAと陸軍工兵隊 湿地の「ノー・ネット・ロス」目標に向けた取組みを推進

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2003.01.15 【情報源】アメリカ/2002.12.26 発表

 湿地の保護、回復に向けた取組みを強化するため、アメリカの陸軍工兵隊とEPAは、連邦農務省、商務省、内務省、運輸省と協力して、「国家湿地ミティゲーション・アクション・プラン(National Wetlands Mitigation Action Plan)」を策定するとともに、陸軍工兵隊の「規制ガイダンス」を改正した。これらは湿地の回復と保護の技術的な可能性を広げるもので、またエコロジカルで、予見可能かつ実践可能な湿地の修復を確実に実施するといった政策を明確化するものである。
 このうち「国家湿地ミティゲーション・アクション・プラン」は、影響を受け、または損失した湿地の回復に当たって、効果を向上させるために、各省庁が実施する17の行動が列挙されている。
 また改正された「規制ガイダンス」では、湿地の「ノー・ネット・ロス」といった目標を達成するため、次の事項が強調されている。
・ 湿地や他の水域に影響を与える事業案に関する、将来的なミティゲーションの取組みについての流域全体的なアプローチ
・ 機能的な評価ツールの使用の拡大
・ パフォーマンス基準の改善
 このほか、モニタリング、長期的な管理、および回復された湿地について環境上の利益を確保するための財政支援が強調されている。
 
 「アクション・プラン」および「規制ガイダンス」は、下記関連情報のホームページを参照。

【EPA】

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