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環境ニュース[海外]

プロディ議長のもとでの委員会の中間報告 言動一致に向けて

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2002.06.14 【情報源】EU/2002.06.04 発表

 欧州委員会委員長にプロディ氏が就任してから2年半が経過し、欧州委員会はこれまでの実績を公表した。報告は、EU及び委員会が設定した目標がどれほど達成されたかに焦点を当てている。
 欧州委員会は、2000年2月9日、2000年から2005年までの戦略目標を設定した。同月15日にはプロディ議長が欧州議会でこれを発表している。その主要な4つの目標とは、
・すべての人の生活の質の向上
・新しい経済・社会的アジェンダに向けて
・ヨーロッパ大陸の安定と世界におけるヨーロッパの声の拡大
・ヨーロッパのガバナンスの新しい形態を促進
 このうち、この間の欧州委員会の環境関係の実績としては、京都議定書の準備交渉・批准でリーダーシップを発揮したこと、気候変動関係の様々な取組(再生可能エネルギーからの電力生産を促進する指令、EU域内の排出取引スキーム等)、大気汚染規制の拡充(オゾン目標基準の設定、燃料中の硫黄分の削減提案等)、水枠組指令の導入、廃車指令及び廃家電・電気機器指令などが挙げられている。【欧州委員会環境総局】

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