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環境ニュース[海外]

EU 2010年の新規登録乗用車におけるCO2排出量は2009年レベルから3.7%減

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.07.19 【情報源】EU/2011.06.29 発表

 欧州環境庁は、欧州連合域内の2010年の新規登録乗用車におけるCO2排出量モニタリング暫定結果を公表した。概要は次の通り。
●全加盟国27ヶ国の2010年新規登録乗用車の1km走行あたりの平均CO2排出量は140.3g。2009年と比較し、3.7%に相当する 5.4g少ない。
●ディーゼル車とガソリン車の平均CO2排出量の差は3.3g。10年前は17gの差があり、この差は大幅に縮小した。
●経済危機前の2007年と比較し、2010年の登録車数は230万台減少した。登録車の大部分(95%)がEU15ヶ国(2004年4月までの加盟国)であり、EU12ヶ国(2004年5月以降の新規加盟国)と比較するとCO2排出量は7.9g少ない。
●2010年は13000台のフレックス燃料車と700台の電気自動車が登録された。
●ディーゼル車は増えており、一方で代替燃料乗用車の割合は前年と比較して目立った増加はなかった。
 EU加盟国から報告されたデータについて各自動車メーカが欧州委員会に異議を通知する期間が設定されており、その後、確定データが、2011年10月31日までに欧州委員会および欧州環境庁において公開される。欧州環境庁は、2012年5月、運輸部門からのCO2排出量を含めた2010年のEU温室効果ガス・インベントリを発行する。また、欧州委員会は、今後、軽商用車における同様のCO2排出量に関する報告の実施を予定している。【欧州環境庁】

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