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環境ニュース[海外]

ドイツとデンマーク、温暖化対策支援のための資金拠出を発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.12.21 【情報源】ドイツ/2010.12.09 発表

 ドイツ、デンマークの各政府は、気候変動に脆弱な山岳地域と低炭素開発戦略を対象とする温暖化対策資金の供与を発表。国連環境計画(UNEP)は、これがコペンハーゲンで先進国が約束した300億米ドルを目標とする資金供与の一部であることを発表した。ドイツが資金供与するのは1300万米ドルのプログラムで、ウガンダ、ネパール、ペルーを試験的な対象国としてUNEP、国連開発計画(UNDP)、国際自然保護連合(IUCN)が実施し、山岳地域の地域社会や農民の脆弱性の増大について評価するとともに、将来的に山岳生態系をどのように保全し強化するかも検討する。またデンマーク政府が供与するのは600万米ドルで、「緩和のための実施促進と準備(FIRM)」プログラムを対象とし、途上国の低炭素開発戦略の強化を支援するほか、このプログラムを通じて途上国の「国内における適切な緩和行動(NAMA)」にも短期資金を提供して、その迅速な始動を図るという。UNEPのシュタイナー長官は、これが上記300億米ドルの一部であるのみならず、2020年までに年間1000億ドルという拠出目標に向かう一歩であるとしている。【国連環境計画(UNEP)】

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