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環境ニュース[海外]

港湾施設内輸送での水運利用に助成

大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.01.23 【情報源】ドイツ/2002.01.09 発表

 ドイツ連邦環境省は、ハンブルグ港におけるコンテナ輸送の環境負荷を減らすため、水運を利用する新たな輸送システムの構築に対し助成を行う。これは、平底貨物船を導入し、内陸の水路を移動するものである。助成には、「環境汚染低減のための投資プログラム」から、約23万ユーロ(2530万円)が出資される。連邦環境省大臣トリッティン氏は、「この計画は、水路を利用した輸送手段のモデル的存在になるであろう」と期待している。
 ハンブルグ港は、オランダのロッテルダムに続き、欧州第二の港である。貨物の積みおろしは、港全体に配置された4つのコンテナターミナル及び、いくつかの多目的ターミナルにおいて行われている。ターミナルやコンテナ貯蔵庫間の輸送には、トラックが主に利用されている。今後、平底貨物船を活用することにより、トラックによる輸送から生じる大気汚染騒音は、大幅に減少すると予想されている。【ドイツ連邦環境省】

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