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環境ニュース[海外]

フランス バイオテクノロジー高等審議会を設立

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2009.05.08 【情報源】フランス/2009.04.22 発表

 フランスのボルロー大臣とジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)は、4月22日、バイオテクノロジーに関する評価・協議を担当する「バイオテクノロジー高等審議会」について発表した。この審議会は、国立科学研究センター(CNRS)のブレシニャック会長が議長を務める。
 これは、環境グルネル(環境懇談会)の全ての関係者が望んでいた、革新的でユニークな組織。63名の委員で構成され、ウィルス学者のジャン・クリストフ・パジェス氏が議長を務める学際的科学委員会、法学者クリスティーヌ・ノアヴィルが議長を務める経済・倫理・社会委員会の2つの委員会が設けられる。後者の委員会には、地方議員、国会議員、企業・団体関係者、専門家などが参加する。
 同審議会では、遺伝子治療、遺伝子組換体(GMO)などバイオテクノロジーに関するあらゆる問題を扱う。遺伝子工学委員会、バイオ分子工学委員会の評価業務を担当するとともに、「GMOを含まない」という定義の策定、バイオテクノロジーの社会・経済的なメリットやリスクの評価といった横断的な問題も担当する。
 5月中旬に業務を開始する予定。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】

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