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環境ニュース[海外]

中国 山東省地方基準『火力発電所大気汚染物排出基準』が先日公布

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2007.05.30 【情報源】中国/2007.03.02 発表

 山東省環境保護局は先日、『火力発電所大気汚染排出基準』を作成した。同基準は2007年2月27日に公布され、2007年5月1日に実施される。
 山東省は石炭の生産・消費量が大きい省であり、二酸化硫黄の排出量は全国排出量の1/10を占め、省内の重点都市のほぼ全ては国が定めた二酸化硫黄規制区である。そのうち火力発電産業から排出された二酸化硫黄と煤塵は、それぞれ全省排出総量の約1/2と1/3を占め、二酸化硫黄など主要汚染物排出総量は高いレベルにあり、環境受容能力を大きく超えている。国が2003年公布した『火力発電所大気汚染排出基準』(GB 1323−2003)を引き続き実施して、全企業が国家基準に基づいて基準を満たす排出をしても、同省の環境管理の要求を満足できない。国家基準より厳しい地方火力発電所大気汚染排出基準を制定することは、同省の大気環境汚染を制御し、空気環境質を改善するのに必要である。【中国国家環境保護総局】

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