ドイツ・フランス　二国間の環境協力を確認

　10月25日、フランス・パリにおいて、独仏二国間環境会議が幕を開けた。この会議では、連邦環境大臣トリッテン氏とフランス環境大臣コッシェ氏が、2日間に渡り、国際、欧州における環境政策の課題について会談を行う。
　今回は、主に、急激な経済のグローバル化に対し、国連の枠組みの中で、両国はどのように主導権を発揮して行くのか、協議を行う予定である。
　また、モロッコのマラケシュで29日から開催される気候変動枠組会議に関連し、EU内における排出量取引制度やエネルギー税の導入に関する事前協議を行う予定である。
　さらに、両国は、遺伝子組換技術に関する意見書の欧州委員会への提出、更に、この技術に対する両国共通の効果的な規制を設置すること等を検討する予定である。【ドイツ連邦環境省】