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環境ニュース[海外]

イギリス 温室効果ガス排出量取引 新規参入者リザーブの余剰分を入札で売却

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.03.08 【情報源】イギリス/2007.02.23 発表

 イギリス政府は、2月23日、排出量取引スキームの新規参入者リザーブ(NER)の余剰分の一部を、入札によってブローカーやトレーダーに譲渡することを発表した。
 これにより、政府や関係行政機関の代わりに排出枠を売る、ブローカーやトレーダーを指名する手続きが始まる。
 この排出枠は、第一取引期間の新規参入者リザーブの余剰分であるが、今回の入札ではその一部だけが対象となる。イギリスは、余剰分を放出することを約束しているが、第一取引期間終了までに新規参入者があった場合に備え、リザーブの一部は残される。
 今回の入札で2つ以上の事業者が低料金を提示した場合は最終面接などが行われるが、落札者が複数となる可能性もある。
 なお、「2007年温室効果ガス排出量取引制度(改正)規則」案が、現在、議会に提出されており、3月16日から施行される見込み。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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