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環境ニュース[海外]

EPA ディーゼルトラック・バスの浄化のため、ウェブサイトを開設

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ/2000.12.15 発表

 EPAは、トラックがよりクリーンに走行できるよう、新たなウェブサイト(http://www.epa.gov/otaq/retrofit)を公表し、ディーゼル自動車の改良に関する情報を提供している。
 全国的に見ると、重量ディーゼル車は、スモッグを引き起こすNOx総排出量の15%を占め、粒子状物質(すす)の22%を占める。都市部においては、大気汚染への寄与度はもっと大きい。汚染物質を多く排出する旧型のディーゼルトラックやバスは、年間8トンの汚染物質を排出し、エンジン寿命のまでの間に排出される汚染総量は160〜240トンに達する。今日、よりクリーンなディーゼル車が求められていることから、EPAは、ディーゼル車自主的改善プログラム(the Voluntary Diesel Retrofit Program)を策定している。さらに、EPAは、2004年モデルから、2つの部分からなる規制戦略を適用し、大型車およびエンジンからの排出削減に取り組むこととしている。
 今回公表されたウェブサイトでは、製造業者が古い技術を、EPAの認める技術へと改良するために役立つ情報も提供している。さらに、州の行政職員に対し、ディーゼルの改良を大気環境計画に組み込む方法も示している。EPAは、トラック事業者から、5,000台以上のディーゼル車を改良する約束をすでに得ている。【EPA】

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