EPAの3つのプログラムが、「アメリカ政府改革賞」にノミネートされる

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2006.04.17 【情報源】アメリカ／2006.03.30 発表

　全国環境パフォーマンス・トラック、執行・遵守履歴オンライン、eルールメイキングという、EPAの3つのプログラムが、ハーバード大学ジョン・F・ケネディ行政大学院アッシュ民主政治・改革研究所により、「アメリカ政府改革賞」にノミネートされた。
　これらのプログラムは、1000を超える応募から選ばれたものである。政府部門のオスカー賞と呼ばれるこの賞は、連邦、州、郡、市による、最も創造的、前向きで、成果主義的なプログラムに贈られるものである。今後、7月に、50のノミネートから5つの受賞者が選ばれ、それぞれに10万ドル（1100万円）の賞金が与えられる。
　なお、全国環境パフォーマンス・トラック・プログラムは、施設が、法律で要求されるレベルを超えた追加的な環境上の成果を挙げることを促進することにより、規制および執行を拡大するものである。このプログラムは、コミュニティと共同して、環境パフォーマンスの継続的な改善に係る3年間の目標を立て、環境影響を管理するためのシステムを導入する施設を表彰するものである。
　また、執行・遵守履歴オンライン（ECHO）は、EPAの規制対象となる施設の遵守記録に関するアクセスを提供するものである。罰則、執行措置、遵守状況、モニタリングおよび許可に関する過去3年間の情報が提供されている。
　eルールメイキングは、日常生活に影響のある数多くの規制および関係文書を市民がすぐ利用できるようにするプログラムである。25を超える省庁との共同によるイニシアティブであり、EPAにより管理されている。【ＥＰＡ】