一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

京都議定書発効1年目−欧州委員会ディマス環境委員のコメント

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.02.22 【情報源】EU/2006.02.15 発表

 欧州委員会のディマス環境委員は、京都議定書発効1周年を記念する演説を行った。概要は以下のとおり。
 「京都議定書発効から1年の間に大きな進展があった。特に、12月のモントリオール会議では、京都議定書実施のためのルールブックがまとめられ、強化された。さらに重要なことに、将来の地球規模での行動について、議論を開始する時が来ているというEUの見解が支持された。
 しかし、地球の気温は急速に上昇し続けており、NASAによれば、2005年は、観測史上最も暑い年であった。京都議定書目標の期限である2012年以降は、一層の対策が求められる。
 ポスト2012年の合意には、開発が進んでいない国々における開発のニーズを十分、考慮しつつ、すべての主要な排出国が参加する必要がある。EUは、排出量取引スキームなど実践的な対策と、2005年2月の原則に関するペーパーなどの貢献によって、気候変動問題に取り組む道を示している。今後の議論を十分な成果につなげるべく、引き続き、リーダーシップを発揮していく決意だ」【欧州委員会環境総局】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース