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環境ニュース[海外]

EPA 建物解体時のアスベスト除去について 代替的手法を評価へ

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2005.12.27 【情報源】アメリカ/2005.12.08 発表

 EPAは、建物を解体する際のアスベスト除去作業について、代替的な手法をテストする計画を発表した。
 アスベスト管理代替的手法実証事業では、アスベストの除去に関する代替的手法の評価を行い、全国有害大気汚染物質排出基準(NESHAP)により認可されている従来の除去技術と比較する。うまく行けば、新たな方法によって、全国の放置された建物を安全に解体できるようになるであろう。これによって、再開発や雇用の創出が進み、地方自治体の税収が増えることも期待される。
 新たな手法は、2006年春に、アーカンソー州フォート・チャフィーでテストされる予定である。この場所は、公衆への曝露がないところとして選択された。この実証事業では、徹底した環境モニタリングが行われ、一定の条件に達した場合には、市や州の保健当局の代表またはEPAが、作業の実施を停止することが認められている。今回の事業は、フォート・チャフィー再開発公社、アーカンソー州環境質省、連邦エネルギー省、EPAの共同によるものである。
 EPAは、同事業の外部審査のための品質保証事業計画案を提出しており、これについて、パブリックコメントを募集している。【EPA】

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