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環境ニュース[海外]

オランダ住居・国土計画・環境省 2006年度予算を発表

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2005.10.12 【情報源】オランダ/2005.09.20 発表

 オランダ住居・国土計画・環境省のデッカー大臣とファン・ヘール国務大臣は、同省の2006年度予算を公表した。2006年度予算では、同省の重点目標の一つとして、「環境効率的な経済への貢献」が掲げられている。
 同省の2006年度予算は約34億ユーロ(約4600億円)。このうち、土壌汚染対策に1億2000万ユーロ(約162億円)、温室効果ガス削減対策に7600万ユーロ(約103億円)、騒音対策に3100万ユーロ(約42億円)を支出する。また、環境・技術プログラムなど、環境関係の補助金に、約7000万ユーロ(約94億5000万円)を支出する。
 同省の2006年度の重点事項(環境関係)は、以下のとおり。
●現行の第4次国家環境政策計画(NEPP 4)に続く、「将来の環境アジェンダ」を2006年2月に議会下院に提出する。
●バイオ燃料が燃料に占める割合を2%以上にする義務が、2007年から事業者に課せられることを踏まえ、2006年は、税制優遇措置を通じて準備を促す(7000万ユーロ、約94億5000万円を準備)。
大気汚染対策に、2005年〜2015年までの間、9億ユーロ(約1200億円)を支出。重量トラックや自動車等への粉塵防止フィルターの装着を促進する補助制度や、クリーンな地方交通機関の促進、EUの自動車排気ガス規制(ユーロ4やユーロ5)の早期導入を促すための優遇制度などに充てる。
●ファン・ヘール国務大臣が、2006年に、「リスクへの合理的な対応に関する覚書」のフォローアップを議会下院に提出する。
●ファン・ヘール国務大臣が、2006年に、「欧州(地球)環境アジェンダ」を策定する。大気質、リスボン・アジェンダ、気候、生物多様性及び有害物質規制などを取り上げる予定。【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)

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