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環境ニュース[海外]

遺伝子組換体拡散リスク評価に関する協議を強化

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2001.08.03 【情報源】フランス/2001.07.25 発表

 環境中への遺伝子組換体の拡散リスク評価を担当する生分子工学委員会(CGB)の任期更新に当たり、政府は、資料の透明性を確保し、評価手続きへの市民参加を強化することを決定した。
 2001年秋以降、認可申請書類は、CGBのインターネットサイトに掲載され、一般市民の閲覧、質問・意見提出などが可能になる。CGBは、科学的な質問に対する回答の要旨も提示する。手続きの終わりには、CGBの答申、行政決定、及び自治体の情報ファイル等が、インターネットを通じて一般公開される。なお、]2001年の遺伝子組換体の実験場所リストは、先月から提供されている。
 また、環境中への遺伝子組換体拡散モニタリング調査を担当する生物監視委員会とCGBの情報交流を促進することが決定された。一般市民の議論を高めるため、CGBと同委員会は、消費者団体、環境保護団体、研究所、専門家組織代表者と共同で年2回一般セミナーを開催する。
 さらに、遺伝子組換体の評価手法や予審書類について、視点を照合し、情報を交流することが重要だとして、政府は、「遺伝子組換体試験透明性のための憲章」を作成することを関係者全体に求め、協議と情報透明性を高めることを狙っている。

問合せ先
農水省広報室 TEL:01-49-55-59-74
環境国土整備省広報室 TEL:01-42-19-10-56

【フランス環境・国土整備省】

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