一般財団法人 環境イノベーション情報機構
水田周辺の生きもののバランスをみてみよう
たとえば、人がつくった田んぼの水を利用している生き物は、カエルやトンボ、ホタルなどたくさんいる。田んぼがなくなったら、おたまじゃくしもヤゴも生きていけないよね。
雑木林も人が枝をはらったり手入れをするから、長い間あまり変わらない姿で生き物たちのすみかになってきたし、雑木林のような明るい林でしか育たない草花もあるんだよ。
里山ではたくさんの生き物たちがお互い食べたり食べられたりしながら、くらしている。特に日本人はお米をつくることを大切にしてきたから、水田を中心にさまざまな生き物がバランスをとってくらしてきたよ。
私たちのくらしは昔とくらべて大きく早くかわってきている。人間のくらし方によって、里山の生き物たちがどういうふうに変化したかしらべてみよう。
ミニ田んぼをつくってみよう。
バケツやとろ箱にもみを植えて、そこにくる生物を観察してみよう。収穫もできるよ。