一般財団法人環境イノベーション情報機構
新宿御苑・絶滅危惧植物展
4月より全国7箇所の植物園を巡回する「絶滅危惧植物展」が開催
されています。野生植物の絶滅は、非常に深刻な問題となっている
にも関わらず、動物に比べると一般にはあまり知られていないのが
現状です。
関東地方では、環境月間である6月に新宿御苑で下記の展示や
イベントを行いますので、お知らせします。
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『絶滅危惧植物展 Plants for Life:私たちと植物の未来のために』
*** 新宿御苑での開催のお知らせ ***
新宿御苑では2000年より、国内外の絶滅危惧動植物とその保護の
取り組みを紹介する企画展を環境月間である6月に開催しています。
人間と植物の関わりや、野生植物の現状と保全活動などをご紹介
するほか、国内外の絶滅危惧植物を展示します。また、専門家によ
る講演会やガイドツアーなど、絶滅危惧植物を学ぶ各種イベントを
企画しています。
多くの方々が絶滅危惧植物の保全に関心を持ち、私たちと植物の
未来のために何をすべきなのか、この企画展を通して理解を深める
こととなれば幸いです。
■開催期間
平成17年6月7日(火)〜6月26日(日)
※6月11日(土)、12日(日)は、環境月間に伴う無料開園日
※月曜日は休園日
■会場
環境省 国民公園 新宿御苑 (http://www.shinjukugyoen.go.jp/)
インフォメーションセンター (9:00〜16:30)
大温室 (10:00〜15:00 閉館15:30)
庭園 ( 9:00〜16:00 閉園16:30)
※入園料は大人200円、小中学生50円
■展示概要
○インフォメーションセンター
・人間と植物の関わりや植物の絶滅、保全活動に関する解説パネル
・絶滅危惧植物を描いた植物画 (協力:日本植物画倶楽部)
○大温室
・コーヒー、カカオノキ、バナナなど、人間と関わりの深い熱帯植物
・オリヅルスミレ、ハナシノブ、オニバス、アサザ、ムラサキ、
フジバカマ、カノコユリなど、日本の絶滅危惧植物
○庭園
・トサミズキ、シデコブシ、メタセコイアなど、国内外の絶滅危惧植物
■イベント概要
○特別講演会「私たちと植物の未来のために」
国内外の専門家を交え、絶滅危惧植物の現状と保護の取り組みに
ついて紹介します。
○親子自然観察会「新宿御苑の生きもの探し隊」(申込制)
植物や昆虫の観察を通して、親子で生態系や人間にとっての
植物の大切さを学びます。
○庭園ガイドツアー「植物と私たちのくらし」
庭園に生育する国内外の有用植物の観察を通して、人間と植物の
関わりや植物の重要性について紹介します。
○温室ガイドツアー「日本の植物は今 ―植物の恵みと危機」(申込制)
熱帯の有用植物を通して、人間と植物の関わりや植物の重要性を
学びます。また、日本の野生植物の絶滅の問題について紹介します。
○新宿御苑植物画教室「水彩で描く貴重な植物」(申込制)
新宿御苑の温室で栽培している絶滅危惧植物を描きます。植物画を
描くことにより、植物への関心や理解を深めます。
※日時や申込方法など詳細は新宿御苑ホームページをご覧ください。
http://www.shinjukugyoen.go.jp/main_event/zetsumetsu/zetsumetsu2005/zetsumetsu2005.html
■問い合わせ先
環境省 新宿御苑管理事務所
〒160-0014 東京都新宿区内藤町11
TEL: 03(3350)0151 E-mail: gyoen@fancy.ocn.ne.jp
http://www.shinjukugyoen.go.jp/
■「絶滅危惧植物展」について
環境省、日本植物園協会、植物園自然保護国際機構(BGCI)の
3者が主催するもので、絶滅危惧植物をテーマに全国の植物園を
巡回する、日本初の国際的な企画展です。
※詳細は日本植物園協会のホームページをご覧ください。
http://www.syokubutsuen-kyokai.jp/
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【登録日】2005.06.02