一般財団法人環境イノベーション情報機構
油汚染国際ワークショップ
(油汚染国際ワークショップのご案内)
1997年に起こったナホトカ号重油流出事故から早いもので8年が経ちました.幸いにも大規模な自然被害を伴う油汚染事故は発生していません.しかし急速に具体化されているサハリンT・U開発に伴い周辺海域での油汚染が心配されます.
豊かな自然に恵まれている北海道沿岸海域が一旦油で汚染されればそこに生息する野生生物やその生息環境に多くの被害をもたらし、生態系の回復にも長い年月がかかることが予想されます.
北海道沿岸海域の生態系を油汚染から守るためにはどうしたら良いか、それらの被害対策が十分になされるにはどうしたら良いのか…北海道の豊かな自然を守っていくために今からできることを皆さんと一緒に考えていきたいと思います.
主 催: 油汚染国際ワークショップ実行委員会・国際動物福祉基金・日本環境災害情報センター
後 援: 日本海鳥グループ・北海道海鳥センター友の会
日時 : 平成17年6月18日(土)13:00-18:00
場所 : 札幌学院大学社会連携センター TEL 011-280-1581
札幌市中央区大通西6丁目(南大通) 札幌学院大学社会連携センタービル
地下鉄「大通」駅(1番出口)より徒歩にて1分
プログラム:
はじめに 国際動物福祉基金(IFAW) ポール・ケルウェィ氏
北海道における油汚染対策 〜その現状と課題〜
海上災害防止防止センター防災部 萩原貴浩氏
野生生物保護の視点を取り入れたサハリン対応の地域緊急時計画について
国際動物福祉基金(IFAW)ERチーム/
国際鳥類救護研究センター(IBRRC) バーバラ・キャラハン氏
・ 油汚染に備えた自然資源損害アセスメントとその手法
R.G.フォード・コンサルティング グレン・フォード氏
・フリーディスカッション
・ 閉会 油汚染国際ワークショップ実行委員長 奥谷浩一氏
申し込み : お名前とご住所をご記入の上,下記(JEDIC事務局)までFAXまたはE-mailでお申し込みください.
FAX: 042-576-9544 E-mail: oil-hokkaido@nifty.com
希望者多数のためにご参加いただけない場合のみ,こちらからご連絡いたします.
-この油汚染国際ワークショップはIFAWならびに平成17年度地球環境基金助成金を受けて開催されます-
【登録日】2005.05.19