一般財団法人環境イノベーション情報機構
シンポジウム『世界自然遺産の課題と取り組み』
(写真:小笠原での外来種(モクマオウ)駆除)
■(一社)日本森林技術協会 平成24年度公開シンポジウム
『世界自然遺産の課題と取り組み』
http://www.jafta.or.jp/contents/information/122_list_detail.html
日本の「世界自然遺産」は、平成5年12月に屋久島と白神山地、平成17年7月に知床、平成23年6月に小笠原諸島が世界遺産一覧に登録され、現在4地域になりました。特に、小笠原諸島が世界自然遺産に登録された際には、多くの報道機関で紹介され唯一の交通機関である片道25時間半のおがさわら丸は毎航海混雑した状況が続いています。
4地域では、その顕著な普遍的価値の保護及び保全管理していくための取り組みが進められていますが、それぞれに課題があります。
日本森林技術協会では、平素から世界自然遺産と係わりのある業務を実施していることから、これまで関係してきた行政、有識者の皆様とともに各地域の課題と取組みを整理し、世界自然遺産という優れた自然を後世に残すために今何が求められているかを考えるとともに、その現状と課題に関する情報の共有を図るための公開シンポジウムを開催することとしました。
【日時】
平成24年6月8日(金) 13:30〜17:00
【会場】
日林協会館5階「大会議室」(東京都千代田区六番町7番地)
http://www.jafta.or.jp/contents/gaiyo/4_list_detail.html
【参加費】
無料(どなたでも参加できます・要事前予約)
【備考】
森林分野CPD登録講座
【演題】
(総論)
1「世界自然遺産地域の動向と課題」
環境省
2「世界自然遺産地域の森林における課題」
林野庁
(各論)
3「白神山地におけるブナ林の動態」
蒔田明史 秋田県立大学生物資源科学部 教授
4「屋久島における野生鳥獣対策の現状」
高橋純一 (一社)日本森林技術協会
5「小笠原諸島における外来種駆除」
野口絵美 (一社)日本森林技術協会
6「知床における野生動物管理」
山中正美 知床博物館 館長
7 質疑・応答
【主催】
(一社)日本森林技術協会
http://www.jafta.or.jp
【詳細】
以下のホームページをご覧ください。
http://www.jafta.or.jp/contents/information/122_list_detail.html
【登録日】2012.05.10