一般財団法人環境イノベーション情報機構
IPCC Open Meeting: Estimation of Greenhouse Gas Emissions - A Basis of Climate Actions
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)とIGESは、2011年8月22日に「IPCC公開シンポジウム:地球温暖化防止行動を支える温室効果ガス排出量の算定」を横浜にて開催いたします。
いま、世界中の国々が、地球温暖化を防ぐためのさまざまな対策・行動に取り組み、またこれから取り組もうとしています。効果的な対策・行動を考えて実施するためには、何よりもまず、温室効果ガスがどこからどれくらい排出されているのかを、なるべく正確に知る必要があります。世界各国は、いったいどのようにしてそれを計算しているのでしょうか?
各国の温室効果ガス排出量の算定方法についての国際的なルールづくりは、IPCCのインベントリタスクフォース(TFI)という国際的な科学者・技術者のネットワークにおいて進められています。
日本政府は1999年からIPCC TFI の活動を積極的に支援しており、IPCC TFIの事務局(技術支援ユニット)は日本の財団法人地球環境戦略研究機関(IGES:神奈川県葉山町)に設置されています。
本シンポジウムは、IPCC TFIの活動の概要と意義、またその成果に基づき各国がどのように温室効果ガス排出量を算定しているのか、などを広く皆様にご説明するために開催されます。
多くの方々のご参加をお待ち申し上げております。
【登録日】2011.08.02