一般財団法人環境イノベーション情報機構
「京都賞」受賞記念東京講演会
毎年稲盛財団が授与する「京都賞」に、今年ガラパゴス諸島のフィンチ
の進化研究で功績を残したピーター&ローズマリー・グラント博士夫妻
が選ばれました。
これを記念して、11月16日(月)に博士夫妻を招いて東京大学で講演会を
行います。英語(通訳なし)での講演ですが、分かりやすくお話しいただ
く予定です。
一般の方、学生さんなど、150名様をご招待します。お誘い合わせの上、ご参加ください。
以下、ご案内です。
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★ピーター&ローズメリー・グラント夫妻「京都賞」受賞記念東京講演会
共催:日本動物学会、日本ガラパゴスの会
後援:日本進化学会、日本生態学会、日本鳥学会
●期日 2009年11月16日(月) 午後2:00〜4:00
●場所 東京大学理学部2号館講堂 4階361講義室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_06_02_j.html
●演者 Peter & Rosemary Grant(プリンストン大学名誉教授)
●演題 Evolution of Darwin’s Finches
●概要
これまで、進化は長い年月にわたって徐々に進行するもので、通常人間
の一生の間では認めることができないと思われてきた。しかし、南米ガ
ラパゴス諸島に生息するダーウィンフィンチ類では、エルニーニョなど
の気候変化によって形態形質が短期間で変化する。ピーター&ローズメ
リー・グラント夫妻は、徹底した個体識別と形態測定、気候変化にとも
なう餌生物の豊凶追跡により、採食器官であるくちばしなどの形態形質
が遺伝をともなって変化する過程を明らかにした。本講演では、こうし
た「目に見える」進化のあり方を紹介するとともに、ダーウィンフィン
チ類における一種から多数種への適応放散のあり方についても考察する。
●通訳 なし
●参加申し込み: 参加無料。
ただし、席数に限りがあるので、参加ご希望の方は、必ず下記あて電子
メールにてお申し込みください。先着150名の方をご招待します。
申込先:
東京大学大学院 農学生命科学研究科
生物多様性科学研究室 山口由里子
e-mail: yamaguchi@es.a.u-tokyo.ac.jp
【登録日】2009.10.16