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脱炭素成長型経済構造移行債 環境用語

作成日 | 2024.03.22  更新日 | 2024.08.30

脱炭素成長型経済構造移行債

ダツタンソセイチョウガタケイザイコウゾウイコウサイ   [同義]GX経済移行債 

解説

脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律(GX推進法)に基づいて、20億円規模の国債として発行されたもの。

国際公約と産業競争力強化・経済成長を同時に実現していくためには、今後10 年間で150 兆円を超える官民のGX投資が必要であるとされており、こうした巨額のGX投資の実現に向け、国では、長期・複数年度にわたる投資促進策を講ずることとしている。発行は、令和5年度以降10 年間、毎年度国会の議決を経た金額の範囲内で行われることとされている。

GX経済移行債は、これまでの国債(建設国債、特例国債、復興債等)と同様に同一の金融商品として統合発行することに限らず、調達する資金の使途やレポーティング方法等を示したフレームワークを策定したうえで、国際標準への準拠について評価機関からの認証(セカンド・パーティ・オピニオン)を取得した、個別銘柄「クライメート・トランジション利付国債」として発行している。(2024年2月作成)

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