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グリーン・ウオッシュ 環境用語

作成日 | 2023.09.01  更新日 | 2023.11.20

グリーン・ウオッシュ

グリーンウオッシュ   【英】greenwash  [同義]グリーン・ウォッシング 

解説

「グリーン(=環境に配慮した)」と「ホワイトウォッシング(=ごまかす、うわべを取り繕う)」を合わせた造語で、うわべだけ環境保護に熱心に取り組んでいるようにみせること。グリーンウォッシング(greenwashing)ともいう。

1970年代から社会の環境意識の高まりを受け、「環境に優しい」イメージを訴求することが企業のイメージアップにつながるようになったことから、実際はそれほど環境に優しい活動をしていないのに「環境に優しい」と見せかける企業が出てきた。1980年代から欧米の環境活動家がこの言葉を使い始め、1992年の地球サミット直前には、グリーンピースが「GREENWASH」という本を出版し、世界中に広まった。環境に優しい、地球に優しい、グリーンなどという表記がある商品を、環境意識が高い消費者が選択することを狙い、消費者に誤解を与えるような訴求を行っている商品に対し、グリーンウォッシュ商品と名づけられる。

派生語として、SDGsの普及に伴ってうわべだけのSDGs活動を批判する「SDGsウォッシュ」という言葉も使用されている。(2023年5月作成)

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