一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2017.07.18 更新日 | 2017.07.20
実質安全量
ジッシツアンゼンリョウ 【英】Virtually Safe Dose [略]VSD
解説
一般の毒物なども閾値以下の曝露や吸入ならば問題がないとされている。しかし発がん物質は一般に閾値は存在せず、量に応じたリスクがあるとされている。しかし、実際問題として、発がんが10万人-100万人に1人増える程度であれば、事実上問題ないものとみなすようになり、それに対応する量のことを実質安全量と呼び、環境基準制定などに用いられることがある。(2017年6月作成)
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関連Webサイト
- リスクコミュニケーションの推進(環境省):http://www.env.go.jp/chemi/communication/index.html
- 環境リスクとその評価:http://www.env.go.jp/chemi/communication/taiwa/text/3s.pdf