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ブループラネット賞 環境用語

作成日 | 2016.09.30  更新日 | 2025.07.18

ブループラネット賞

ブループラネットショウ   【英】Blue Planet Prize  

解説

地球サミットが開催された1992年に公益財団法人旭硝子財団が創設した地球環境国際賞。

設立趣旨では、「人類が解決を求められているグローバルな諸問題の中で、最も重要な課題の一つが地球環境の保全であり、地球温暖化酸性雨オゾン層の破壊熱帯雨林の減少、河川海洋汚染などの地球環境の悪化は、いずれも私達人間の経済活動や生活が大自然に影響を及ぼした結果」としており、地球環境問題の解決に向けて科学技術の面で著しい貢献をした個人または組織に対して、毎年2件贈られる。

また、毎年、受賞業績1件に対して、賞状・トロフィーのほか、副賞として5千万円が贈呈される。

2024年の第33回受賞者は、ロバート・コスタンザ教授(生態経済学、米国・オーストラリア)及び生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES、事務局ドイツ)となった。

1992年の第1回受賞者は、真鍋淑郎(2021年10月ノーベル物理学賞受賞、米国)であり、これまでの受賞者には、ティオ・コルボーン(2000年、「奪われし未来」の著者、米国)、グロ・ハルレム・ブルントラント(2004年、ノルウェー元首相、ノルウェー)、宇沢弘文(2009年、経済学者、東京大学名誉教授、「自動車の社会的費用」の著者、日本)などがいる。(2016年9月作成、2025年4月改定)


ブループラネット賞(出典:公益財団法人旭硝子財団)

ブループラネット賞(出典:公益財団法人旭硝子財団)

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