一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2015.10.07 更新日 | 2015.10.07
Future Earthプログラム
フューチャーアースプログラム 【英】Future Earth Programme
解説
2013年6月に10年間のプログラムとして発足した、地球環境研究の国際的な枠組み。国際科学会議(ICSU: International Council for Science)などが推進してきた地球環境変動の4つの国際研究計画(IGBP、IHDP、DIVERSITAS、WCRP)および地球システム科学パートナーシップ(ESSP)などが順次Future Earthへ移行する。
Future Earthの背景として、現代は人類が地球環境を変えている時代であり、人類が地球に与える負荷が気候、水環境、生態系などに内在する回復力(レジリエンス)の限界の範囲内に収める必要があるとの認識に立っており、学際研究と多様なステークホルダーの協働を重視していることも特徴。
Future Earthの科学面でのかじ取りを担う科学委員会は18名の専門家からなり、委員長はオーストラリア人のマーク・スタフォード・スミス氏で、日本からは総合地球環境学研究所所長の安成哲三氏が委員を務めている。(2015年8月作成)
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関連Webサイト
- Future Earth - ICSU:http://www.icsu.org/future-earth
- Future Earth:http://www.futureearth.org/
- 国際研究プログラムFuture Earthへの日本の対応(地球環境研究センター):http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/201310/275002.html