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温泉資源の保護に関するガイドライン 環境用語

作成日 | 2009.07.10  更新日 | 2009.10.14

温泉資源の保護に関するガイドライン

オンセンシゲンノホゴニカンスルガイドライン  

解説

動力を用いた温泉の掘削・利用が増大している状況下で、温泉資源の適正な保護を図るため、都道府県が温泉法に基づき温泉の掘削許可あるいは不許可を行う際の判断基準を示す目的で2009年3月に環境省が策定したガイドライン。

「温泉資源の保護対策及び温泉の成分に係る情報提供の在り方等について」(平成19年2月中央環境審議会答申)において、「新規事業者による掘削や動力装置の許可等の基準の内容や、都道府県における温泉資源保護のための望ましい仕組みについて、国は、温泉は国民共有の資源であるという観点に立って、できる限り具体的・科学的なガイドラインを作成すべきである。」とされていることを受けて検討が行われ、中央環境審議会自然環境部会温泉小委員会における審議や意見の募集(パブリックコメント)を経て策定された。

ガイドラインの主な内容は、「掘削等の原則禁止区域の設定、既存源泉からの距離規制」、「個別的許可判断のための影響調査等」、「温泉の採取による影響のモニタリング」などである。

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