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オイルパーム 環境用語

作成日 | 2009.10.14  更新日 | 2009.10.14

オイルパーム

オイルパーム   【英】oil palm  [同義]油椰子 

解説

植物性油脂の原料となるヤシの一種、アブラヤシ(油椰子)のこと。西アフリカ原産で、19世紀後半から東南アジアのプランテーションで栽培されるようになった。

アブラヤシからとれる植物性油脂のヤシ油(palm oil)は、大豆や菜種など他の植物性油脂よりも生産性が高く、安価であるため、マーガリンや揚げ物用の油など食用にされるほか、石鹸や化粧品など工業用にも多用されている。近年の日本での健康ブームにより、マレーシアやインドネシアなど東南アジアから日本への輸出量も増大している。これに伴うプランテーションの拡大により、熱帯林の伐採や伐採跡地の火入れによる森林火災、煙害などの問題も起きている。

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