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慢性ヒ素中毒 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

慢性ヒ素中毒

マンセイヒソチュウドク   【英】Chronic Arsenic Poisoning  [同義]慢性砒素中毒 

解説

比較的少量のヒ素に経気道・経口的に長期間曝露されることによって起こる慢性中毒。

その症状は、皮膚障害、粘膜障害、末梢神経障害、肝障害、呼吸器障害、皮膚がん・肺がんなどである。

非鉄金属精錬作業者などでの職業性の慢性ヒ素中毒のほか、鉱山操業や堆積された鉱滓による環境汚染が原因と考えられる慢性ヒ素中毒が知られている。

公害健康被害補償法では、慢性ヒ素中毒を指定疾病とし、宮崎県土呂久鉱山周辺と島根県笹ヶ谷鉱山周辺の地域における認定患者に治療費等の補償をしている。

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