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ポリ塩化ジベンゾフラン 環境用語

作成日 | 2003.11.11  更新日 | 2021.07.26

ポリ塩化ジベンゾフラン

ポリエンカジベンゾフラン   【英】Polychlorinated dibenzofuran  [略]PCDF  

解説

狭義の「ダイオキシン」である、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)と似た構造・毒性を持つ物質で、ダイオキシンのひとつ。PCDFと略記され、ジベンゾフラン類とも呼ばれる。

平面構造を持つ芳香族有機塩素化合物で、置換した塩素の数や位置によって、多数の構造異性体が存在する。特に、2・3・7・8位が塩素で置換した異性体の毒性が高いことが知られている。

塩素を含む有機化合物等を焼却するときに非意図的に発生し、焼却場等の周辺に排出されるなど社会問題化してきた。

ダイオキシンには、PCDFのほか、PCDD、コプラナーPCBが含まれる。(2021年6月改訂)

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