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パラチオン 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.15

パラチオン

パラチオン   【英】Parathion  

解説

エチルパラチオンともいう。1944年にドイツのバイエル社で開発された有機リン系殺虫剤のひとつ。

DDTBHCに次いで登場した強力な殺虫剤であったが、急性毒性も強いために人の中毒事故が発生し、農薬としての使用が禁止された。日本での農薬登録期間は1952年1月-1971年2月である。

水質汚濁防止法(1970)では、有機化合物として排水基準が設けられている。また、水道法(1957)に基づく水道水の水質基準では、有機は「検出されないこと」とされている。毒物及び劇物取締法(1950)の毒物及び特定毒物に指定されている。

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