一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.11.21 更新日 | 2009.10.15
南極のあざらしの保存に関する条約
ナンキョクノアザラシノホゾンニカンスルジョウヤク 【英】Convention for the Conservation of Antarctic Seals [略]CCAS [同義]あざらし保存条約
解説
南極のアザラシを保護するための条約(1972年にロンドンで採択、1978年発効)。一般には「あざらし保存条約」と略称される。日本は1980年に加盟。加盟国は13ヵ国で、日本の他、アルゼンチン、ベルギー、チリ、ドイツ、フランス、ノルウェー、南アフリカ、ロシア、イギリス、アメリカ、オーストラリア、ポーランド。
19世紀、ミナミゾウアザラシやナンキョクオットセイは、アザラシ漁(猟)のため絶滅の危機に瀕していた。本条約は、南極で見られる6種のアザラシの商業的捕獲を禁止するもので、南緯60度以南の海域に適用される。
対象となるアザラシは、ミナミノゾウアザラシ、ヒョウアザラシ、ウェッデルアザラシ、カニクイアザラシ、ロスアザラシ、ミナミオットセイ属に属する種。
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関連Webサイト
- 南極のあざらしの保存に関する条約(環境省):http://www.env.go.jp/earth/nankyoku/kankyohogo/kankyo/hogo/kokusai/jyouyaku/azarashi.pdf
- Internet Guide to International Fisheries Law:http://www.oceanlaw.net/texts/seals.htm
- 総務省法令データ提供システム:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S38/S38F00601000005.html
- 南極あざらしの保存に関する条約(外務省):http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/fishery/ccas.html