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地球規模で絶滅のおそれのある種 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

地球規模で絶滅のおそれのある種

チキュウキボデゼツメツノオソレノアルシュ   【英】Globally Endangered Species  

解説

IUCN(国際自然保護連合)の種の保全委員会(SSC)が編集するレッドデータブックでは、地球規模で絶滅のおそれのある種を、「絶滅の危機に瀕している種-現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、野生で存続が困難なもの-」としている。

レッドデータブックは、世界的な規模で絶滅のおそれのある野生生物を選定し、その種ごとの生息状況を解説した資料をとりまとめた書籍のことで、こうした基礎資料をもとに、人為的な野生生物の絶滅を防ぐことを目的としている。2000年に刊行されたレッドデータブックでは、ジャイアントパンダ、チーターなど、哺乳類520種、鳥類530種、爬虫類130種、両生類63種、魚類300種、昆虫類163種があげられている。

なお近年では、日本版(環境省)、都道府県版など多くのレッドデータブックが刊行されている。

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