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地球環境問題 環境用語

作成日 | 2003.12.12  更新日 | 2026.07.29

地球環境問題

チキュウカンキョウモンダイ   【英】Problem of Global Environment  

解説

人類の将来にとって大きな脅威となる、地球的規模あるいは地球的視野に立った環境問題。

厳密な定義がなされてきたわけではないが、以下のものが代表的である。

環境基本法は、「地球環境保全」の定義として、「人の活動による地球全体の温暖化又はオゾン層の破壊の進行、海洋の汚染、野生生物の種の減少その他の地球の全体又はその広範な部分の環境に影響を及ぼす事態に係る環境の保全」を規定している。

日本政府は、「地球環境保全調査研究等総合推進計画」の重点事項として、長らく(1)地球温暖化、(2)オゾン層の破壊、(3)熱帯林の減少、(4)開発途上国公害、(5)酸性雨、(6)砂漠化、(7)生物多様性の減少、(8)海洋汚染、(9)有害廃棄物の越境移動 を挙げていた。

国際機関によるもっとも影響力のある合意された定義は、地球環境ファシリティ(GEF)による対象分野に関するものであり、生物多様性気候変動、土地劣化(主に砂漠化と森林破壊)、国際水域、有害化学物質廃棄物を挙げている。

また、地球環境の制約に関する最近の有力な研究として、ロックストロムらによる「プラネタリー・バウンダリー」がある。2018年に日本語で出版された解説書は、生物多様性気候変動、新規化学物質、成層圏のオゾンの破壊、大気エアロゾルの負荷、海洋の酸性化、生物地球化学的循環(窒素リン)、淡水の消費、土地利用の変化の9分野を挙げた。(2026年5月改定)


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